氷見大祭ごんごん祭

◆雨ごいの満願成就を祝う奇祭《ごんごん祭》 4月17・18日
朝日本町・上日寺の朝日観音の祭礼で、その昔は氷見庄一町百カ村の総祭でした。言い伝えでは、江戸時代初期に起こった大日照りのための雨ごい行法が成就したことで、農民たちは狂喜乱舞。上日寺の鐘を打ち鳴らして喜び祝ったのが由来とされています。以来、報恩と厄よけの法会とともに、力自慢の若者たちが長大な松の生木の丸太で、釣り鐘を連打、そのため「ごんごん祭」と名づけられました。
今も寺の鐘つき堂には丸太が置かれ、自由に鐘がつけますが、イベントとして
「ゴンゴン鐘つき大会」も行われており、県内各地の力自慢が参加。1分以内に何回つけるか、競いあっています。
祭り王国氷見